貸借
証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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8923 トーセイ

東証P
2,393円
前日比
-31
-1.28%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
10.3 1.41 3.05 5.92
時価総額 1,165億円
比較される銘柄
レーサム, 
GAテクノ, 
日エスコン
決算発表予定日

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<動意株・6日>(大引け)=3DM、日アビオ、インソースなど

 スリー・ディー・マトリックス<7777>=上値指向。5日の取引終了後、欧州子会社が販売しているCEマーク品の「PuraStat」に関して、製造プロセス中の滅菌工程について新たな製造方法への変更申請を欧州の第三者認証機関に提出したと発表しており、これが好感されているようだ。同社では、今回申請している新たな製造方法に移行した際には、製造原価がこれまでの半分以下になることを見込み、利益率の向上に寄与するとしている。また、今回の欧州での申請を皮切りに、同様の製造方法変更を段階的に米国、日本、オーストラリアにも適応させるとしている。

 日本アビオニクス<6946>=ストップ高。この日、保有技術である精密接合機器技術を応用し、炭素繊維強化熱可塑性樹脂(熱可塑性CFRP)とアルミニウム合金を締結部品や接着剤を使わずに、直接接合する異種材接合技術を開発したと発表しており、これを受けて物色の矛先が向かった。これまで、金属と熱硬化性CFRPを接合するには、接着剤による接着接合やボルトなどで締結する機械的な接合が主流だったが、今回開発した接合工法では、同社が考案した表面処理を施した熱可塑性CFRPとアルミニウム合金を、同社主力接合製品であるパルスヒートユニットを使用して直接接合するもの。同技術で異種材接合を行うことにより、製品の小型化・軽量化だけではなく、環境への負荷軽減、接着剤管理の廃止、部品数低減、製造工程の短縮などにも貢献することができるとしている。

 インソース<6200>=上げ足早める。5日取引終了後、20年9月期連結利益予想の増額修正を発表したことが好感されている。売上高は51億6000万円から51億3000万円(前の期比8.5%減)に修正したが、営業利益は7億6000万円から7億7000万円(同40.9%減)、純利益は4億6500万円から4億9000万円(同41.3%減)に見直した。官公庁向けの講師派遣型事業の回復が遅れたため売上高は減少するが、オンライン研修やeラーニング・動画の売り上げ拡大により利益は増加する見込みだ

 トーセイ<8923>=一時ストップ高。5日の取引終了後、20年11月期連結業績予想について、営業利益を46億8000万円から56億6400万円(前期比55.4%減)へ、純利益を24億1100万円から29億4300万円(同65.2%減)へ上方修正し、あわせて従来13円を予定していた期末一括配当を3円増額して16円にすると発表したことが好感されている。売上高は648億9700万円から646億4600万円(同6.5%増)へ下方修正したものの、不動産流動化事業で下期の売上総利益率が上振れする見込みであることが要因。また、不動産ファンド・コンサルティング事業で新規大型案件のアセットマネジメント契約を受託したことで9月末時点における受託資産残高が1兆円に到達し、これらの受託に伴うアクイジションフィー並びにその他報酬などが見込めることも寄与するとしている。

 Abalance<3856> =ストップ高。同社は法人向けソフトウェア開発を祖業とするが、再建に向け経営の重心を太陽光発電などのグリーンエネルギー事業に置き換え功を奏している。5日取引終了後、21年6月期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の3億円から7億円に大幅増額しており、前期比減益見通しから一転して94%増益予想に変わった。これがポジティブサプライズとなり、投資資金の攻勢を誘っている。同社子会社のWWBが持ち分法適用会社FUJISOLARの株式を追加取得して連結子会社化し、FUJISOLARが株式を取得しているベトナムの太陽光パネル製造販売会社VSUNを特定子会社化することにより収益見通しが上乗せされる形となった。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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