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証券取引所が指定する制度信用銘柄のうち、買建(信用買い)と売建(信用売り)の両方ができる銘柄
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9302 三井倉HD

東証P
4,665円
前日比
-150
-3.12%
PTS
-円
業績
単位
100株
PER PBR 利回り 信用倍率
9.8 1.14 3.04 4.08
時価総額 1,164億円
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利益成長【青天井】銘柄リスト〔第1弾〕 17社選出 <成長株特集>

 10月下旬から本格化している20年7-9月期の決算発表は、6日までにおよそ1500社が発表を終え、今週から後半戦に突入する。本特集では、11月5日までに発表された決算の中から、7-9月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む、いわゆる利益成長が“青天井”状況になっている銘柄にスポットライトを当てた。

 下表では、時価総額100億円以上の銘柄を対象に、本決算月にかかわらず、20年7-9月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を上振れて更新した銘柄をピックアップ。さらに、会社側が今期(通期計画)も過去最高益見通しを示している17社を選び出し、7-9月期の過去最高益に対する上振れ率が大きい順に記した。

 上振れ率トップとなったのは家電量販店大手のノジマ <7419> 。10月29日の大引け後に発表した20年7-9月期(第2四半期)の経常利益は375億円と過去最高益を4.2倍も上回って着地。新型コロナウイルスの感染拡大で巣ごもり需要が増加するなか、利益率の高い有機ELテレビやパソコンなどの販売が伸びた。また、スルガ銀行 <8358> の持分法適用化に伴う投資利益251億円を計上したことも利益を大きく押し上げた。

 2位のJストリーム <4308> [東証M]は感染症対策の活発化による動画利用の拡大を背景に、医薬領域でWEB講演会向けライブ配信の受注が急増したほか、関連するWEB・映像コンテンツ制作も拡大し、7-9月期(第2四半期)の経常利益は7億円(前年同期比5倍)と実に50四半期ぶりに過去最高益を塗り替えた。業績好調に伴い、21年3月期通期の同利益予想を従来の9億円から18億円に2倍も上方修正している。

 続く3位に入ったすららネット <3998> [東証M]の7-9月期(第3四半期)は、経済産業省の先端的教育用ソフトウェア導入実証事業(EdTech導入補助金)の交付が決定したことを受け、自治体を通じて公立小中学校でオンライン学習教材の採用が進んだほか、主力の学習塾や個人学習者の利用も伸びた。また、営業活動やセミナーをオンラインに切り替えたことで出張関連費用などが減少したことも利益拡大につながった。

 4位にリスト入りしたワコム <6727> の7-9月期(第2四半期)は、オンライン教育の普及を追い風に主力のペンタブレットや液晶ディスプレーの販売が大きく伸びたほか、OEM提供先メーカーからEMR(電磁誘導方式)ペンセンサーシステムの引き合いが旺盛だった。上期業績の好調を踏まえ、21年3月期通期の経常利益を従来予想の60.5億円(予想レンジ中値)から88億円へ大幅上方修正し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

※決算発表の集中期間(11月13日まで)は、その日に発表された決算で増収増益を達成した銘柄を速報ベースで毎日19時ごろ配信しています。こちらも併せてご覧いただき、銘柄選びにご活用ください。

●「収益回復に期待高まる、7-9月期【増収増益】リスト」配信一覧 ────
10月27日版 10社」「10月28日版 17社」「10月29日版 26社
10月30日版 44社」「11月2日版 10社」「11月4日版 10社
11月5日版 25社」「11月6日版 40社

           ┌─ 四半期 経常利益 ─┐ ┌── 通期 経常利益 ──┐ 予想
コード 銘柄名     上振れ率 7-9月期 過去最高 上振れ率 今期予想 過去最高  PER
<7419> ノジマ       321  37544   8916    131  56000  24218  3.3
<4308> Jストリーム    182   701   249    220   1800   562 56.6
<3998> すららネット   91.6   205   107    114   476   223  137
<6727> ワコム      71.5  6371   3714    6.3   8800   8282 19.5
<9302> 三井倉HD    19.4  4815   4033   24.5  13800  11087  6.3
<5911> 横河ブHD    12.7  6407   5683    1.0  14000  13864  8.2
<9468> カドカワ     11.4  4289   3851    8.0  11000  10189 27.9
<3371> ソフトクリエ    8.4   951   877   17.3   2865   2442 31.5
<4113> 田岡化       6.4  1071   1007   25.5   3400   2710 16.9
<3969> エイトレッド    5.9   198   187   10.5   650   588 46.4

<9436> 沖縄セルラー    5.1  4091   3893    0.0  14080  14074 11.8
<8771> イー・ギャラ    4.9   774   738    9.1   3000   2751 49.0
<3064> モノタロウ     4.7  5063   4836   17.0  18584  15887  111
<9672> 東競馬       4.4  3410   3266   34.2  10750   8009 20.7
<7191> イントラスト    2.5   288   281   14.0   1170   1026 26.0
<4483> JMDC      1.4   749   739   42.3   3100   2178  148
<6750> エレコム      0.5  3801   3781    4.4  14200  13598 23.5

※ 2020年1月以降に上場した企業と今期見通しを開示していない企業は除いた。四半期の過去最高益は原則、四半期決算の開示が本格化した2003年4-6月期以降の業績に基づいたものです。

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