大成建設が後場急伸、1800万株を上限とする自社株買いを実施へ
大成建設<1801>が後場急伸している。午後2時ごろ、上限を1800万株(発行済み株数の8.98%)、または500億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。取得期間は22年5月16日から23年3月31日までで、取得した自社株は全株消却する予定としている。
同時に発表した23年3月期連結業績予想は、売上高1兆8000億円(前期比16.6%増)、営業利益970億円(同1.0%増)、純利益670億円(同6.2%減)を見込む。受注・売上高ともに増加を見込むものの、厳しい競争環境下で受注した国内建築工事の割合が増加することから、利益は前期並みの水準にとどまる見通しとしている。
22年3月期決算は、売上高1兆5432億円(前の期比4.3%増)、営業利益960億7700万円(同26.4%減)、純利益714億3600万円(同22.8%減)だった。
株探ニュース