NESICは後場一段高、収益性改善で第2四半期業績予想を上方修正
NECネッツエスアイ<1973>が後場一段高となっている。同社はきょう午前11時30分頃に、22年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績予想を修正。営業利益見通しは前年同期比29.2%増の87億円(従来予想は70億円)に引き上げた。
売上高見通しも同2.8%減の1470億円(従来予想は1450億円)に上方修正。デジタルトランスフォーメーション(DX)や働き方改革分野の需要が拡大しているほか、5Gに向けた設備投資が動きつつあるなか、より高付加価値で収益性の高い事業が伸長していることが主な要因だとしている。なお、通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響や半導体不足によるICT製品の供給懸念など、不確定要素があるとして従来計画を据え置いている。
また、あわせて発表した第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比0.4%増の676億6200万円、営業利益が同2.9倍の29億5000万円で着地した。
株探ニュース