メンバーズはカイ気配で戻り足加速、22年3月期営業43%増で6円増配へ
メンバーズ<2130>がカイ気配スタートで3連騰、戻り足を加速させている。同社はネット広告の仲介やWebサイトのデザイン制作などのほか、デジタル人材の育成・派遣にも注力し、これが奏功して業績成長トレンドが鮮明だ。前週末7日取引終了後、21年3月期決算を発表したが、トップラインの伸びが顕著で前の期比14%増の120億8700万円と大幅な伸びを示した。営業利益は人材コスト増加などの影響で同1%増の12億6100万円と微増にとどまったが、続く22年3月期はトップラインが前期比26%増の152億円予想と拡大基調が一段と加速、営業利益も同43%増の18億円と急増を見込み過去最高利益更新が続く見通しとなった。21年3月期の年間配当を従来計画比1円増額の17円50銭とし、22年3月期については前期比6円増配となる23円50銭を計画している。これを好感する買いを呼び込む格好となっている。
最終更新日:2021年05月10日 09時16分
株探ニュース