エスプールはS高、上期減益も足もと利益改善を評価
エスプール<2471>はストップ高。5日の取引終了後に上期(22年12月~23年5月)決算を発表し、営業利益は前年同期比4.6%減の14億9300万円だった。四半期ベースでみると第2四半期は増益で、大幅減益だった第1四半期から持ち直す形となっており、足もとの利益改善が評価され買われている。
上期の売上高は同3.9%減の131億3200万円だった。主力のコールセンター向け人材派遣サービスで需要回復が力強さに欠ける結果となり、全体の足を引っ張った。障害者雇用支援やロジスティクスアウトソーシング、広域行政BPOなどのサービスを手掛けるビジネスソリューション事業は引き続き好調だった。
障害者雇用支援サービスに関し、会社側では厚生労働省の見解に規制などを検討している内容は見受けられないとした。あわせて、業界団体設立に向けた検討会を立ち上げ、今年度中の設立を目指す考えを示した。
株探ニュース