アドウェイズが大幅安、4~12月期営業利益3.3倍も目先利益確定売り誘発
アドウェイズ<2489>がウリ気配で始まる展開で、一時50円安の446円まで売り込まれる場面があった。5日取引終了後、19年3月期第3四半期累計(18年4~12月)の連結決算を発表。売上高は325億2600万円(前年同期比7.2%増)と増収を確保し、営業利益は6億8700万円(同3.3倍)と急拡大、最終損益は3億9200万円の黒字(前年同期2億1500万円の赤字)と赤字から脱却した。スマートフォン向けアフィリエイト広告などが好調で業績に貢献している。しかし、足もとの好調な業績は事前に織り込まれており、今回の決算において対通期進捗率が営業利益段階で9割強と高いにもかかわらず、通期業績予想の上方修正を見送ったことが嫌気される格好となった。やや違和感の伴う下落だが、寄り付きに仕掛け的な大口の売り注文が這わされると、買い向かう動きもまばらで大きく水準を切り下げた。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース