インフォMTが反発、食材流通金額の回復で21年12月期業績予想を上方修正
インフォマート<2492>が反発している。10月29日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を95億4000万円から97億4300万円(前期比11.0%増)へ、営業利益を7億円から9億4000万円(同36.1%減)へ、純利益を4億2500万円から5億2900万円(同47.8%減)へ上方修正し、あわせて47銭を予定していた期末配当予想を63銭に引き上げると発表したことが好感されている。
緊急事態宣言の解除を受けて、食材などの流通金額が年末に向けて緩やかに回復が続く見込みとなり、「BtoB プラットフォーム 受発注」の買い手企業及び売り手企業の利用企業数の継続的な増加が見込まれるという。また、業務効率化やテレワーク化の進展により、「BtoB プラットフォーム 請求書」の新規有料契約数の増加及び稼働が順調に推移し、システム使用料及びセットアップ売り上げが計画を上回る見通しであることも貢献する。なお、年間配当予想は1円10銭(前期3円71銭)を見込む。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高71億5400万円(前年同期比11.6%増)、営業利益9億800万円(同13.7%減)、純利益5億8500万円(同18.3%減)だった。
株探ニュース