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ケンコーマヨネーズ 株価材料ニュース

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ケンコーマヨネーズ---ラジオNIKKEIマーケットプレス2月5日放送

材料
2018年2月6日 14時59分

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月5日放送において、ケンコーマヨネーズ<2915>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

次に紹介するのは、証券コード<2915>東証1部上場のケンコーマヨネーズです。

ケンコーマヨネーズは、サラダ・総菜類、タマゴ加工品、マヨネーズ・ドレッシング類などの製造販売を手掛けている業務用食品メーカーです。ロングライフサラダの業界シェアは42.3%で首位、マヨネーズ・ドレッシング類は15.2%で2位、卵焼き類は9.5%で3位に位置します。

2018年3月期第2四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比2.8%増の370億2,100万円、経常利益が前年同期比12.3%減の21億8,400万円と増収減益決算となりました。前年の台風被害の影響によりジャガイモを中心とした野菜価格の高騰と、人件費やシステム投資など固定経費の増加が減益要因となりました。売上高は夏季シーズンに天候不順が続いたことでコンビニエンスストア向け等の伸びが鈍化したものの、分野別・業態別のきめ細やかな営業活動に取り組んだ結果、半期ベースで過去最高を連続更新しました。なお、期初会社計画に対しては若干の未達となりました。

2018年3月期の連結業績は、売上高が前の期と比べて5.9%増の750億円、経常利益が前の期と比べて2.1%増の41億円と期初計画を据え置いています。売上高については第2四半期までの未達分があるため若干下振れリスクは残るものの、今後も増収基調が続く見通しです。一方、利益面では北海道産のジャガイモの収穫量が前年を1割程度上回っていて、下期は原材料価格の低減効果が期待できることから、通期の経常利益は会社計画並みの水準は可能と見られます。2018年3月期は中期経営計画の最終年度となりますが、売上高経常利益率で5%の水準は維持できるものと思われます。

ケンコーマヨネーズは2019年3月期以降の成長に向けて、国内4拠点で工場の増築・新設を進めています。タマゴ加工品の生産拠点である静岡富士山工場やロングライフサラダ、ドレッシングの生産拠点である西日本工場の増築を行うほか、フレッシュ総菜の連結子会社で新工場を2拠点新設します。総投資額は150億円強となり、生産能力は1直体制だと年間で100億円程度増強される見通しです。稼働時期は子会社の新工場が2019年3月期の第1四半期に、静岡富士山工場と西日本工場は第4四半期を予定しています。このため、減価償却費は2019年3月期から2020年3月期にかけて増加する見通しですが、増収効果に加えて高付加価値商品の開発販売の強化や生産効率の向上で、売上高経常利益率5%の維持向上を目指していく考えです。

ラジオNIKKEI マーケットプレス

「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《MW》

提供:フィスコ

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