サトウ食品がカイ気配、上期経常は8億円の黒字に急浮上で上振れ着地
サトウ食品<2923>がカイ気配でスタート。9日の取引終了後に発表した21年4月期上期(5~10月)の連結経常損益は8億8100万円の黒字(前年同期は2億4600万円の赤字)に浮上し、従来予想の6000万円の黒字を大きく上回って着地したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う内食需要の高まりを追い風に、包装米飯、包装餅ともに主力製品を中心に販売が伸びた。また、生産性の向上による採算改善も黒字浮上につながった。鏡餅の販売が集中する最繁忙期の10~12月期を前に、通期計画の10億円に対する進捗率は8割を超えており、業績上振れが期待される。
株探ニュース