堀田丸正<8105>は15日、親会社であるRIZAPグループ<2928>の配当性向を鑑み、配当性向の基本方針の変更を発表した。

創業以来株主への利益還元を重要な課題としてきたが、今回の基本方針の変更に伴い、経営状況に応じた「安定配当の継続」および「事業基盤強化に向けた内部留保の活用」を実現させる。

堀田丸正は、昨年6月にRIZAPグループ入り以降、RIZAPグループのグローバルSPA戦略の中核企業として競争力の確立を推進している。現時点では、意匠撚糸事業、その他既存事業への成長投資を優先させ、配当および株主優待制度等の株主還元策の更なる拡充は、安定的な収益基盤が確立されてから行うとしている。なお、RIZAPグループ入り後の2Q～3Qの足下では和装事業、洋装事業の収益が大幅に改善しており、累計(2017年7月～12月)で前年同期間比で営業利益60％増と業績は上向いてきている。

今回の配当方針の変更に伴い、今後の成長を見込んだ内部留保の確保の観点から言えば、妥当な水準と言えよう。

《MH》

提供：フィスコ

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