ウエルシアが大幅反落、たばこ販売終了など響き25年2月期営業利益予想を下方修正
ウエルシアホールディングス<3141>が大幅反落している。7日の取引終了後、25年2月期の連結業績予想について、営業利益を470億円から340億円(前期比21.4%減)へ、純利益を270億円から190億円(同28.2%減)へ下方修正し増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
たばこの販売終了やポイントサービスの変更、人的資本の充実に向けた賃上げの実施などに対して、店舗力の強化やPB商品の開発及び販売拡大、更にはカウンセリング営業の強化などに取り組み、売上高は1兆2870億円から1兆2950億円(同6.4%増)へ上方修正したが、物販の伸び悩みや人材への積極的な投資などが利益を圧迫する。
同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高6305億8500万円(前年同期比3.2%増)、営業利益188億8200万円(同23.7%減)、純利益117億1600万円(同27.8%減)だった。
株探ニュース