シュッピン---ラジオNIKKEIマーケットプレス2月5日放送
ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』2月5日放送において、シュッピン<3179>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
最初に紹介するのは証券コード<3179>東証1部上場のシュッピンです。
シュッピンはカメラや高級時計など「価値あるもの」に特化したeコマース企業です。中古品と新品のそれぞれのニーズの違いや商品特性の違いを生かし、中古品と新品が相互に刺激し合って新品・中古両方の売上拡大していくポジティブスパイラルの流れを創ることに成功して、業容を急拡大させています。
シュッピンの2018年3月期第2四半期決算は、売上高144億3,500万円、営業利益7億3,600百万円と大幅増収増益で着地しました。主力のカメラ事業で買取の増加が売上増を呼び込む好循環に入って順調に伸長したのに加え、時計事業では積極的な在庫戦略や購買単価上昇もあって大幅増収となり、業績を押し上げました。販管費の対売上高比率は低下が続いていて、結果的に営業利益の伸びが加速しました。
シュッピンの成長の施策は、その事業モデルの特長に合わせて、論理的かつ段階的に進められてきたことが今日の成功につながっていると評価されています。中古品買取強化という基盤作りが完了したことで、シュッピンはいよいよ売上高の拡大に本格的に取り組むステージに入った状況にあります。売上高拡大のための様々な施策の中で、One-To-Oneマーケティングと「EVERYBODY×PHOTOGRAPHER.com」の2つが特に注目すべき施策で、非常に大きな効果が期待できると考えられます。
2018年3月期通期についてシュッピンは、売上高284億2,900万円、営業利益14億200万円を予想しています。2018年3月期見通しについて、現在の会社予想は控え目に過ぎ、これを上回って着地する可能性が高いと考えられます。シュッピンの事業は年末年始を含む下半期が需要期に当たるため、今下期業績が上期対比で増収増益となる可能性と高いとみられることが理由です。上振れかどうかではなく、上振れの度合いが注目点と考えられるでしょう。
ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送
《MW》
提供:フィスコ
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