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アーバネットコーポレーション---19年6月期は2ケタ増収増益、総資本300億円、現預金50億円以上を達成

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2019年8月9日 16時12分

アーバネットコーポレーション<3242>は8日、2019年6月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.9%増の200.84億円、営業利益が同28.7%増の21.48億円、経常利益が同32.8%増の19.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同32.5%増の13.10億円となった。当期売上高は200億円を超えるとともに、総資本300億円、現預金50億円以上という当初目標も果たした。

同社グループの主要事業領域である東京都心の投資用ワンルームマンション市場において、地価高騰並びに建築コストの高止まりによる販売原価の上昇に伴う利益率低下傾向の中、東京23区、駅10分以内という厳しい開発立地にこだわり、投資用ワンルームマンションの開発1棟販売という基本ビシネスモデルが、利回り低下の現状においても、政府の低金利政策の継続、将来不安を抱えた若年層の不動産投資意欲、相続税対策を目的とした富裕層による需要、潤沢な資金を蓄えたファンド・リートにより不足する収益物件への需要がマッチした。

不動産開発販売については、投資用ワンルームマンション14棟650戸、アパート2棟18戸、テラスハウス1棟3戸並びに用地転売3件の売却により、売上高合計は前期比25.5%増の193.92億円となった。

不動産仕入販売については、買取再販(7戸)の売却により、売上高合計は前期比15.1%増の2.50億円となった。

その他については、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高合計は前期比5.0%増の4.40億円となった。

2020年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.5%増の213.80億円、営業利益が同10.8%増の23.80億円、経常利益が同9.2%増の20.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.7%増の14.50億円を見込んでいる。

《SF》

提供:フィスコ

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