3244東証P貸借
業種 不動産業

サムティ 株価材料ニュース

2,761
+68
+2.53%
業績ー
(15:00)
PTS

2,772.6

(19:51)
株価は20分ディレイ

サムティ Research Memo(7):2019年11月期も高い業績水準が継続する見通し

特集
2019年2月20日 15時17分

■業績見通し

2019年11月期の業績予想についてサムティ<3244>は、売上高を前期比2.0%増の86,000百万円、営業利益を同6.9%増の15,000百万円、経常利益を同11.7%増の13,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同6.0%増の9,000百万円と引き続き増収増益を見込んでいる。大幅な業績の伸びを記録した前期に比べると、販売戸数の反動減等により緩やかな増収率にとどまるものの、高い業績水準が継続するとの見方が妥当である。

売上高は「不動産事業」及び「不動産賃貸事業」がおおむね横ばいで推移する一方、「その他の事業」がホテル事業の拡大により増収に寄与する見通しである。客室稼働率が高水準で推移するなか、前期に開業したホテルが期初から貢献することに加え、今期の開業予定分※による業績の上乗せを見込んでいる。なお、「不動産事業」における販売計画については、開発流動化が14件、再生流動化が41件、投資分譲が93戸(2棟)を想定している。

※前述のとおり、開発を進めてきた大阪(大阪市西区)及び京都(京都市下京区)の2物件が開業予定となっている。

また、利益面についても、前期における一過性コスト要因(「ピエリ守山」の売却に伴う費用やホテル改修工事等)の解消等を含め、全般的な取引採算性の向上により増益を確保するとともに、営業利益率も17.4%(前期は16.7%)と更なる改善を目指す方針である。

弊社では、好調な外部環境(不動産市況)や内部要因(開発パイプラインの状況やホテル開発事業の順調な立ち上がり等)等を勘案すると、同社の業績予想の達成は十分に可能であるとみている。また、販売価格の前提については、市場実勢に比べて保守的な水準となっている可能性があることから、前期同様、販売価格の上振れによる影響にも注意が必要である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

《HN》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる