決算発表予定日 2024/05/10
3245東証P貸借
業種 不動産業

ディア・ライフ 株価材料ニュース

999
-6
-0.60%
業績
(15:00)
PTS

(ー)
株価は20分ディレイ

DEAR・L Research Memo(6):2020年9月期も東京圏での不動産開発・投資事業を拡大、経常益40億円へ

特集
2020年1月6日 15時16分

■今後の見通し

1. 2020年9月期の業績目標

ディア・ライフ<3245>の2020年9月期通期の業績は、経常利益で4,000百万円(前期比17.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で2,700百万円(同14.2%増)を目標とする。売上高と営業利益に関しては、例年同様に業績目標を公開していない。売上高の目標を開示していない理由は、リアルエステート事業において物件売却手法が多彩であることにより不確定要素が多いこと、中期経営計画同様、目標指標が売上高ではなく、経常利益としているためである。

中期経営計画2年目もリアルエステート事業を中心に事業を拡大し増益を目指す。これまでの戦略どおり東京圏にこだわって都市型マンションや収益不動産等の不動産開発・投資事業規模の拡大を継続する。特に投資を注力するのは、市ヶ谷・飯田橋・神楽坂をはじめとする「職・食・住」の利便性が良好なエリア。区でいえば新宿区や千代田区などである。強固な財務基盤に基づく投資余力を積極活用し、物件の仕入れは順調に進捗しており、事業規模で300億円相当(取得契約済、2020年9月期取得分を含めると400億円相当)を確保している。進行期も東京の不動産の取引環境は一定の過熱感はあるものの良好であり、顧客属性の多様化、同社の企画力などを勘案すれば物件の売買が滞ることは考えにくい。セールスプロモーション事業では、主力サービス分野の競争力を強化するとともに、アライアンスやM&Aを活用したサービス対応領域の拡大も推進する。

積極的な仕入れにより事業規模400億円分の不動産を確保

2. 仕入れと開発プロジェクト

同社では、開発プロジェクト用地及び収益不動産の仕入れを積極的に進めている。その成果として、2019年9月期は前期を上回る事業規模300億円(前期は265億円)の不動産を取得した。累計では400億円規模の開発プロジェクト用地や収益不動産を確保したことになる。主な物件は東京23区に集中しており、公約どおり東京圏エリアに絞った厳選した仕入れとなっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

《ST》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる