コスモ・バイオが大幅反発、タンパク質受託製造事業を開始
コスモ・バイオ<3386>が大幅反発している。20日の取引終了後、鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させる技術(鶏卵バイオリアクターを用いたタンパク質製造技術)を用いて、タンパク質の受託製造事業を開始すると発表したことが好感されている。
同事業は、「鶏卵の卵白中に、目的とする有用なタンパク質を大量に生産させるように『ゲノム編集』した特殊なニワトリ」を用いて、ユーザーが必要とするタンパク質を大量製造・精製して納品する受託製造事業。従来のタンパク質製造技術と比べ、大量かつ安定してタンパク質を製造することができ、さらに低コストで製造ができるため、提供価格にも他技術と比べて優位性があるという。また、これまでタンパク質を大量に製造することが困難だったために実用化に至らなかった新規技術の応用開発などにも需要が期待できるとしている。事業開始は7月を予定。なお、19年12月期業績への影響は軽微としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース