ブイキューブが6%超の逆行高、オミクロン株出現受けテレワーク関連で買い戻し誘発
ブイキューブ<3681>が全体地合い悪に逆行し、6%超の大幅高に買われた。株価は7~9月期の業績悪を嫌気され今月2日にマドを開けて売られた後も下値を探る動きを余儀なくされていたが、足もとではリバウンド狙いの買いが流入している。Web会議など遠隔地をつなぐコミュニケーションサービスを展開し、テレワーク時代に商機が高まるとの見方から、昨年株価を7倍化させる大相場を演じた経緯がある。今年はアフターコロナが意識されるなか株価は大幅な調整を強いられたが、直近になって新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が新たに確認されたことで、リオープン(経済再開)関連が売られる一方、同社株は買いを呼び込む形となった。11月に入ってから信用取引の売り残が増加傾向を強めていたことで、その買い戻しも株価に浮揚力を与えている。
株探ニュース