巴川コーポレーション<3878>は24日、2026年3月期第2四半期累計（2025年4月-9月）の連結業績予想を修正したと発表した。

今回の修正では、営業利益が9.00億円（前回予想比125.0％増）、経常利益が10.00億円（同122.2％増）、親会社株主に帰属する中間純利益が5.5億円（同120.0％増）へそれぞれ大幅に上方修正された。

これは、利益率の低いモノクロトナーの受注減少があった一方で、機能性シート事業において海外子会社が堅調に推移し、さらに機能性不織布関連製品の売上が大きく伸長したことに起因する。また、半導体・ディスプレイ関連事業において、上期での前倒し受注も利益を押し上げる要因となった。

なお、通期の連結業績予想については、第3四半期以降の市場環境や外部要因を慎重に見極める必要があるとして、現時点では公表値を据え置いている。

《AK》

提供：フィスコ

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