岡山製紙が買い気配、今期経常を50%上方修正
岡山製紙 <3892> [JQ]が買い気配でスタート。4日大引け後、19年5月期上期(6-11月)の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→5億7000万円に42.5%上方修正したことが買い材料視された。
段ボールの需要拡大や原紙需給ひっ迫、値上げ浸透を背景に、売上高が計画を上回ったことが寄与。中国向け古紙の輸出規制で国内流通量が増加し、古紙価格が下落したことも利益を押し上げた。併せて、通期の同利益を従来予想の4億円→6億円に50.0%上方修正し、増益率が5.1倍→7.7倍に拡大する見通しとなった。
前日営業日終値ベースの予想PERが10.6倍→7.0倍に急低下し、割安感が強まったことも支援材料となった。
株探ニュース