ジィ・シィが急反落、一部顧客でシステム投資の先送り発生し第1四半期は営業赤字
ジィ・シィ企画<4073>が急反落している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(7~9月)単独決算が、売上高3億3200万円、営業損益1億300万円の赤字、最終損益8600万円の赤字となり、前年同期は四半期決算を開示していないため比較はないものの、営業赤字で着地したことが嫌気されている。
情報システム開発で、第2四半期に新マルチ決済端末アプリケーションの完成を予定しており、その出荷を下期に予定しているため下期偏重の計画となっていることに加えて、新型コロナの影響により、一部の業種・業態でシステム投資の先送りが発生したことが響いたとしている。
なお、22年6月期通期業績予想は、売上高23億6000万円(前期比13.6%増)、営業利益2億5000万円(同25.4%増)、純利益1億5200万円(同20.8%増)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース