決算発表予定日 2024/12/12
4194東証P貸借
業種 情報・通信業

ビジョナル 株価材料ニュース

7,885
+7
+0.09%
業績
(15:30)
PTS

(ー)
株価は15分ディレイ

今週のマーケット展望「日経平均予想は27700~28600円」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

材料
2023年3月13日 10時11分

皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。

週末にSVBファイナンシャル・グループの破綻が報じられたことで、米株は金融セクター中心に売られ大幅に続落しました。週明けの日本株も当然ながらこの影響を大きく受けて、銀行株を中心に全般下落しています。

さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、3月13日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。

まず広木さんは、今週の相場を展望する上で、『まず考えるべきはシリコンバレーバンク(SVB)破綻の影響だ』としながらも、『海外の先物の反応から、週明けの東京市場も下げて始まるのはほぼ間違いないが、売り一巡後には押し目買いも入るのではないかと考える』と言及しています。

その理由として、第一に『先週末の時点でSVBの危機は報じられており、それを受けて米株とともに日本株も大きく下落していること』、第二に『SVBの顧客・預金者・運用先いずれも特殊であり、同行の破綻が金融システム不安に広がる可能性は低いこと』が挙げられるとしています。

その背景については、『同行の顧客であるスタートアップ企業から預金を受け入れる一方、スタートアップの融資需要は低調で、SVBは住宅ローン担保証券(MBS)などで資金を運用していた。それが金利上昇で含み損が拡大し、そのことに気づいたスタートアップが一斉に預金を取り崩し、取り付け騒ぎとなった。典型的な「金繰り倒産」である』と説明。

『このような事態が他の金融機関に波及することはないだろう。金利上昇は、普通は金融機関にとって収益拡大の恩恵をもたらすものだからである』と広木さんはみているようです。

ただし、『「金利上昇で債券投資の含み損が拡大」というのは、日本の地銀にも当てはまる構図で、もしかしたら連想売りが及ぶかもしれない。今週の日本株相場では地銀の動向に注目したい』と、警戒も呼び掛けています。

そんな中、今週の経済指標については、まず『21?22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、14日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)や15日に発表される2月の米卸売物価指数(PPI)・米小売売上高に市場の注目が集まる』として、『先週末に発表された米雇用統計は、非農業部門雇用者数が市場予想を上振れた一方、失業率が3.6%と市場予想(3.4%)より悪化し、平均時給の伸びは前月比0.2%と市場予想(0.4%)を下回るなど、強弱感が入り交じる内容だった』と説明した上で、『その意味から今週発表の物価と小売りの統計はFOMCの判断材料として非常に重要視されるだろう』と分析しています。

その他の指標については、『13日に1-3月期法人企業景気予測調査、15日に日銀金融政策決定会合議事要旨(1/17-18日開催分)、2月訪日外客数、中国で2月の鉱工業生産、小売売上高などが発表になる。16日は1月機械受注、フィラデルフィア連銀製造業景況指数、17日にミシガン大学消費者信頼感指数が発表される。また、16日にはECB理事会があり、欧州の利上げの状況も注目したい』と、スケジュールを伝えています。

決算については、今週は『セルソース<4880>、ANYCOLOR<5032>、ビジョナル<4194>など注目の新興企業の決算があるのでグロース市場の動向にも目配りしたい』としています。

最後に、『日経平均の下値目途は25日移動平均の2万7700円程度と見る』とした上で、日経平均の今週の予想レンジを『2万7700円 ?2万8600円』としました。

参考にしてみてくださいね。

山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。

フィスコマーケットレポーター 山崎みほ

《CS》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる