HEROZは年初来安値、22年4月期上期の最終赤字転落を嫌気
HEROZ<4382>は大幅に3日続落し、年初来安値を更新。同社は10日取引終了後、22年4月期第2四半期累計(5~10月)単独営業損益は600万円の赤字(前年同期は1億5200万円の黒字)、純損益は1000万円の赤字(同1億円の黒字)だったと発表し、赤字転落が嫌気されているようだ。通期計画の営業利益1億円、純利益6300万円に変更はなし。なお、「収益認識に関する会計基準」適用により、通期見通しの前年との比較は記載されていない。
AI(BtoC)サービスでは巣ごもり需要の継続やオンライン将棋大会開催・機能追加などがプラスに働いたとしたものの、AI(BtoB)サービスは将来の収益獲得に向けたプロダクト開発に人員を配置したこと、及びエンタメ領域における同社AI搭載ゲームの運営停止の影響を受けたとしている。
株探ニュース