シンバイオ製薬---抗悪性腫瘍剤トレアキシンの自社販売に向けた準備開始、2021年黒字化達成を目指す
シンバイオ製薬<4582>は、2008年8月にエーザイ<4523>との間で締結した抗悪性腫瘍剤ベンダムスチン(トレアキシン)事業提携契約が2020年12月に満了となるため、トレアキシンの国内販売について自社による販売体制構築の準備を開始したことを発表した。
同社は、2021年度の黒字化の達成とその後の収益の持続的拡大を目的として、トレアキシンが持つ事業価値を活かし、自社販売体制を構築していく。薬価ベースでの売上高100億円の早期達成に向けて邁進するとしている。
2018年7月にトレアキシンとリツキシマブとの併用療法(BR 療法)が悪性リンパ腫の標準療法として位置づけられたことにより、新規適応症の拡大に加えて、海外において新規開発薬との併用療法の開発が活発化し、トレアキシンが持つ内在的価値は持続的に拡大していくと考えられる。
《SF》
提供:フィスコ
株探ニュース