シンバイオ製薬---抗ウイルス薬ブリンシドフォビル注射剤のグローバル臨床開発計画を決定
シンバイオ製薬<4582>は5日、抗ウイルス薬ブリンシドフォビル(以下、BCV)注射剤のグローバル臨床開発計画が決定したことを発表。
BCVは、シドフォビル(以下、CDV)の脂質結合体として新しい作用機序を持ち、CDVと比べて高活性の抗ウイルス効果があることや安全性が高いことから、広範囲のDNAウイルス感染症に対して有効な治療方法となり得るものと期待されている。今回、同社では造血幹細胞移植後のアデノウイルス感染症を対象に、グローバル開発を優先的に進める。さらに、造血幹細胞移植後のマルチウイルス感染症へ対象領域を拡大し、臓器移植分野等の対象領域拡大の可能性を追求することで、市場の拡大、BCVの事業価値の最大化を目指す。
《ST》
株探ニュース