サンバイオがカイ気配で急浮上、りそな銀行とコミットメントラインの契約締結
サンバイオ<4592>が寄り付きから買い注文が集中しカイ気配でスタート。同社が15日取引終了後に発表した21年2~10月期決算は最終損益が31億1500万円の赤字(前年同期は48億4100万円の赤字)となった。一方、同日にりそな銀行とコミットメントラインの契約を締結し、10億円を調達することを発表しており、これが好感される形となっている。なお、全米外傷性脳損傷レジストリ協会の設立会員として参画したこともあわせて発表しており、これも株価を刺激する材料となった。同社株は11月下旬以降急速に水準を切り下げ、前日ザラ場に933円の年初来安値まで売り込まれていたが、大底圏で値ごろ感も意識されやすく、値幅取り狙いの買いを呼び込む形となっている。
株探ニュース