クリングルが大幅反発、神経疾患の治療に適したHGF製剤が欧州で特許登録
クリングルファーマ<4884>が大幅高で4日ぶりに反発している。この日の寄り前に、神経疾患の治療に適したHGF(肝細胞増殖因子)製剤が欧州で特許登録されたと発表しており、これが好感されている。
同特許は、組み換えヒトHGFの製剤をカバーする特許で、既に日本、米国、カナダ、韓国で権利化されている。同社では引き続きHGF製剤を用いた臨床開発を推進し、脊椎損傷急性期や筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの神経難病治療薬の早期実用化を目指すとしている。なお、同件による22年9月期業績への影響はないとしている。
株探ニュース