富士フイルムが反発、内視鏡用処置具製造の独メドワーク社を買収
富士フイルムホールディングス<4901>が反発している。午前10時ごろ、内視鏡用処置具の開発・製造を手掛ける独メドワーク社(バイエルン州)を買収し、100%子会社化すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。
内視鏡用処置具は、内視鏡と組み合わせて、消化管内に確認された腫瘍切除などに用いられる医療器具のこと。消化器内科などで使用され、1回の検査・治療ごとに使い切る製品が大半を占めており、メドワーク社製品は欧州及び日本を含むアジア地域に提供されている。今回の買収により、富士フイルムは処置具の製品ラインアップを大幅に拡充することになり、これまで培ってきた内視鏡ビジネスとのシナジーを狙うようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース