住友大阪が年初来安値を更新、国内セメント販売低迷で今期は一転経常減益の見通し
住友大阪セメント<5232>が後場に一段安。年初来安値を更新した。12日午後2時半、25年3月期の連結業績予想の下方修正を発表し、嫌気されたようだ。今期の売上高予想は57億5000万円減額して2238億円(前期比0.6%増)、経常利益予想は30億円減額して83億円(同2.1%減)に見直した。経常利益は増益予想から一転、減益を計画する。国内のセメント需要の減少により、販売数量が落ち込むことが見込まれるため。9月中間期の売上高は前年同期比1.1%減の1086億1300万円、経常利益は同20.6%減の21億2400万円だった。
株探ニュース