冶金工が大幅反発、今期最終を一転58%増益に上方修正、1.5円増配
5日、日本冶金工業 <5480> が18年3月期の連結最終利益を従来予想の12億円→37億円に3.1倍上方修正。従来の48.9%減益予想から一転して57.5%増益見通しとなったことが買い材料視された。
ステンレス材の販売価格引き上げや子会社の業績好調が寄与する。川崎製造所の火災事故にかかる保険差益14.8億円を計上することも最終利益を押し上げる。業績上振れに伴い、従来未定としていた期末一括配当は4円(前期は2.5円)実施する方針としたことも支援材料となった。
株探ニュース