ホッカンHDが気配値のまま上昇、今期営業利益大幅増額しインドネシア生産ライン増設も株価刺激
ホッカンホールディングス<5902>が寄り付き大口の買い注文に値が付かず、気配値のまま株価を上昇させている。飲料や食品などの缶やペットボトルなどの製造大手だが、ペットボトルが昨年の残暑の影響もあって堅調に推移し業績に貢献、合理化努力なども寄与して足もとの業績は会社側の想定を上回って推移している。前週末1日取引終了後、24年3月期通期の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の30億円から43億円(前期は4億5600万円の赤字)に大幅上方修正しており、これがポジティブサプライズとなった。また同日、インドネシア子会社における生産ラインを増設(投資予定額は71億4000万円)することも併せて発表、これも将来的な成長力の強化につながるものとして株高を後押ししている。
株探ニュース