エスクローAJは急反落、住宅ローン借換案件需要が沈静化し第1四半期71%営業減益
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>は急反落。9日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高7億5300万円(前年同期比25.2%減)、営業利益1億300万円(同71.6%減)、純利益9100万円(同66.9%減)と大幅な減収減益で着地したことが嫌気されている。
主力のエスクローサービスで、住宅ローン借換案件需要が沈静化し、既存のASPサービスの利用件数が落ち着いたことが売上高・利益を押し下げた。またBPO事業で、借換需要が一段落したことに伴い、取引先金融機関の住宅ローン融資関連業務の受託件数が減少したことや、建設事業者向けソフトウェア開発などの先行投資が増加したことも響いた。
なお、19年2月期通期業績予想は、売上高37億3300万円(前期比26.3%増)、営業利益8億2800万円(同16.9%増)、純利益5億5800万円(同16.7%増)の従来見通しを据え置いている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース