東エレクなど半導体製造装置の主力株が軒並み安、下値では押し目買いも観測
東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>がいずれも一時1000円を超える下げとなったほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置の主力銘柄が軒並み売りに押される展開を強いられている。前日の米国株市場では米長期金利の急上昇を嫌気してグロース株に売りがかさむ展開となり、半導体関連株もその流れのなか値を下げるものが目立った。この流れが、東京市場にも波及しているほか、きょうは半導体設備向け部品を手掛けるフェローテックホールディングス<6890>が最大200億円を超える公募増資を発表したことで大きく売られており、これも影響する形となっている。ただ、下値では買い向かう動きも観測され、東エレクは足もと500円安前後まで下げ幅を縮小するなど、朝方の売り一巡後は下げ渋る動きをみせている。
最終更新日:2021年11月24日 10時21分
株探ニュース