ディスコは反発、上期営業利益は従来予想上回る37%増で着地
ディスコ<6146>は反発している。20日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高1392億8100万円(前年同期比20.0%増)、営業利益548億7000万円(同37.3%増)、純利益406億7300万円(同42.3%増)と従来予想の営業利益507億円を上回って着地したことが好感されている。
顧客の投資意欲には濃淡があるものの、パワー半導体向けを中心に高水準の装置出荷が続いていることに加えて、中国ロックダウンなどの影響で一部に遅れが生じていた装置検収が順次進捗したことで、売上高は半期ベースで過去最高となった。また、人件費を中心に販管費は増加したものの、増収効果や為替の影響、改善活動の継続などで収益性が改善した。
同時に、未開示としていた第3四半期累計(4~12月)連結業績予想を発表しており、売上高2066億円(前年同期比14.6%増)、営業利益798億円(同26.2%増)、純利益584億円(同28.3%増)を見込むとした。なお、想定為替レートは1ドル=135円、1ユーロ=130円としている。
株探ニュース