テセック急落、半導体メーカーの設備投資慎重で第3四半期は大幅減収減益
テセック<6337>が急落している。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(19年4~12月)連結決算が、売上高30億1500万円(前年同期比43.5%減)、営業利益1000万円(同98.9%減)、純利益600万円(同99.3%減)と大幅な減収減益となったことが嫌気されている。
中国におけるスマートフォンの普及一巡やメモリの過剰供給に伴う価格下落、米中貿易摩擦に伴う先行き不透明感などを背景に、後工程分野で大手半導体メーカーの設備投資判断に慎重な姿勢が続いたことから業績が落ち込んだ。
なお、20年3月期通期業績予想は、売上高49億円(前期比31.9%減)、営業利益2億8000万円(同76.9%減)、純利益2億3000万円(同78.0%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース