シャープが大幅続伸、「液晶事業の縮小検討」と報じられる
シャープ<6753>が大幅続伸している。不振が続く液晶ディスプレー事業に関し、同社が縮小を検討していると21日の取引終了後、国内メディアが相次いで報じた。財務体質の改善を期待した投資家の買いを誘ったようだ。シャープの24年3月期は2期連続で最終赤字となる見通し。共同通信によると、赤字の主因で大型液晶パネルを手掛ける子会社の堺ディスプレイプロダクト(SDP)について、売却先を模索していたが難航しており、生産停止が選択肢となるという。
株探ニュース