川重が軟調推移、舶用エンジンの検査不正判明をネガティブ視
川崎重工業<7012>が軟調推移。21日の取引終了後、舶用エンジンでの検査不正が判明したと開示しており、これをネガティブ視した売りが膨らんだようだ。
燃料消費率を客先の仕様に基づく許容値に収めることなどを目的に、商船向け舶用2ストロークエンジンの工場試運転時に検査装置を操作し、データを書き換えていたことが確認された。現時点で安全性に影響する事案は確認されていない。同社は外部有識者で構成する特別調査委員会を速やかに設置し、事実関係や原因の究明などを進めていくとしている。
株探ニュース