GMO-FHは年初来安値更新、1~9月期大幅減益予想と今期減配を嫌気
GMOフィナンシャルホールディングス<7177>は大幅安で年初来安値を更新。25日の取引終了後、22年12月期第3四半期末と今期末を基準日とする配当について、それぞれ無配にすると発表しており、これが嫌気されているようだ。年間配当は前期比減配の21円(前期52円17銭)となる見通し。
あわせて、第3四半期累計(1~9月)決算の速報値を発表。営業収益を336億9500万円(前年同期330億7400万円)、純利益を25億3700万円(同78億500万円)とした。証券・FX事業が増収増益となった一方、暗号資産事業が前年同期の反動で大幅な減収減益となった。また、保有するGMOあおぞらネット銀行の株式について、特別損失(投資有価証券評価損と契約損失引当金繰入額)を計上した。決算発表予定日は11月1日。
株探ニュース