トヨタが反発、１ドル=１０５円台後半の円安受け買い戻しも決算前で上値限定的
トヨタ自動車<7203>が反発、７月下旬以降急速に値を崩す格好となったが、きょうは値ごろ感からの買いが優勢となった。ここ新型コロナウイルスの感染拡大に対する懸念に加え、外国為替市場でドル安・円高に振れていたことで見切り売りがかさむ展開となっていた。しかし、目先は為替が１ドル=１０５円台後半までドル高・円安方向に切り返しており、輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い同社株は空売り筋の買い戻しを誘発している。なお、同社の決算発表は今週６日に予定されており、マーケットでもこの結果と今後の見通しに対する関心は高く、足もとの戻りも限定的なものとなっている。
株探ニュース