トプコンは連日のS高、非公開化への入札報道でコメントを開示
トプコン<7732>が前営業日比500円高の2656円50銭に買われ、連日でストップ高をつけた。前日午前に米ブルームバーグ通信が「医療機器などを手がけるトプコンが非公開化に向けて入札プロセスに入っていることが分かった」と報道。買い手候補には米KKR<KKR>や欧州投資ファンドのEQT、産業革新投資機構(JIC)が挙がっていると伝えた。取引終了後にトプコンは報道に対し、現時点で決定した事実はないとしたうえで、企業価値の向上に向けてさまざまな施策を検討するなかで、報道のような施策案に限らず、それ以外の経営施策も幅広く検討している、などとコメントした。株価に上乗せされるプレミアムを巡る思惑が広がるなか、同社株は大量の買い注文を抱えた状況となっており、この日は午前9時40分過ぎにストップ高の水準で値が付いた。その後、戻り売りに押される場面もあったが、買い物は多く再び同水準に張りつく格好となっている。
株探ニュース