サンリオが急反発、倉庫売却で4~6月期最終損益は24億円の黒字に浮上
サンリオ<8136>が急反発している。4日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の連結最終損益は24億7000万円の黒字(前年同期は8億5800万円の赤字)に浮上しており、これを好感する買いが入っている。
東京都町田市に保有する事務所兼倉庫の売却に伴い、約38億円の固定資産売却益を計上したことが最終利益を押し上げた。一方、売上高は前年同期比48.2%増の108億200万円だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響でテーマパーク事業は苦戦が続いたものの、物販事業が休業や時短営業の影響を大きく受けた前期から回復したうえ、EC部門の伸長が続いたことで補った。
株探ニュース