センコーHDが急反落、あいおいニッセイなどによる株式売却で需給悪化を警戒
センコーグループホールディングス<9069>が3日ぶりに急反落した。19日の取引終了後、株式の売り出しを決議したと発表した。あわせて自社株買いを公表したものの、売り出しの規模が上回っていることから、需給面でのネガティブな影響を警戒した売りが膨らんだようだ。MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>傘下のあいおいニッセイ同和損害保険と、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJ信託銀行と三菱UFJ銀行、三井住友フィナンシャルグループ<8316>傘下の三井住友銀行、農林中央金庫を売り出し人とする。売り出し株式数は537万9200株。需要状況に応じ上限80万6800株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。売り出し価格は2月28日から3月4日までのいずれかの日に決める。
一方、センコーHDは取得総数150万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.00%)、取得総額17億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。取得期間は、売り出し価格等決定日の6営業日後の日から9月30日までとする。
株探ニュース