9273東証P貸借
業種 卸売業

コーア商事ホールディングス 株価材料ニュース

603
+3
+0.50%
業績
(15:30)
PTS

(ー)
株価は15分ディレイ

コーア商事HD Research Memo(6):2025年6月期は、両セグメントの貢献により、増収増益を予想

特集
2024年9月26日 12時06分

■コーア商事ホールディングス<9273>の今後の見通し

● 2025年6月期の業績見通し

2025年6月期の連結業績は、売上高で前期比5.5%増の23,350百万円、営業利益で同5.4%増の4,620百万円、経常利益で同5.3%増の4,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同4.5%増の3,080百万円と増収増益の見通しだ。ただ、利益率の高い医薬品セグメントの増益を予想するなかで、営業利益率を前期と同水準の19.8%に見込んでおり、保守的な業績予想と言えよう。

ジェネリック医薬品業界の見通しについては、「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」により、ジェネリック医薬品産業のあるべき姿の明確化や、安定供給等の企業情報の可視化、少量多品種構造の解消、生産効率の向上、サプライチェーンの強靭化などについて検討が進められている。このような状況の下で、同社グループは品質が確保された医薬品の安定供給を最優先に努め、中長期的な視点で各事業に取り組む方針だ。

セグメント別には、原薬セグメントは、新規採用品目の増加と既存品の販路拡大により、売上高15,890百万円(前期比2.8%増)、営業利益2,850百万円(同2.9%増)を見込む。また、医薬品セグメントは、主力製品の増産により売上・利益を確保し、蔵王工場の受託事業を本格的に展開することで、売上高8,660百万円(同3.1%増)、営業利益1,790百万円(同5.4%増)を見込んでいる。

また減価償却費は706百万円(前期比2.8%減)を計画する一方、研究開発費は192百万円(同45.5%増)、設備投資額も3,333百万円(同147.3%増)と大幅増加を計画しており、引き続き拡大・成長を目指す。なお、研究開発費は販管費に含まれる。また、設備投資の増加は蔵王第2工場への投資であり、売上原価の増加要因となるが、影響は小さい。蔵王第2工場が2027年7月に立ち上がれば、以降は減価償却費に変わる予定だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《EY》

提供:フィスコ

株探ニュース

▶︎この銘柄を取引する

証券会社のアプリを起動して
この銘柄の取引画面へ移動します

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.
各証券会社のスマホアプリを起動できます。アプリのインストールがまだの場合は、以下からダウンロードしてください。
SBI証券 株 アプリ
閉じる