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個人投資家・有限亭玉介:注目すべきは業績!年末年始はチャート良好な銘柄を狙うべし【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2023年12月24日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2023年12月18日15時に執筆

年末へ向けて清々しい気持ちで締め括りをしたいところに、日本株は暗雲が立ち込めてきました。円高だけでなく、政治も少し慌ただしい様子が見られます。これはどうも、クリスマスで浮かれている場合じゃないかもしれませんねぇ…。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

コロナの不安が払拭されて、気兼ねなくクリスマスを楽しめるようになりましたな。インバウンドが急増した今年のクリスマス商戦は盛り上がっているようですが、どうも12月に入ってから日本株は軟調です。

特に円高の進行による輸出関連株の売りが目立っておりますな。また、政治に関しても派閥パーティー券の裏金疑惑により、主要ポストに就いている政治家の更迭や辞任が相次いで発表されました。政治が不安定になる事を嫌う海外投資家は、特に嫌気したかもしれませんねぇ。

この裏金疑惑が発覚するより前から岸田内閣の支持率は下がり続けておりましたので、この結末がどうなるのか…火を見るよりも明らかな気もします。衆議院解散の時機を逸してからは、上向きになる事はありませんでしたな。あたくし達個人投資家が学ぶべき教訓は、目の前の相場と向き合って絶好のタイミングを逃さない事でしょう。

来年へ向けて不確実性が高まる相場では、やはり業績が良くしっかりとチャートが上昇トレンドを形成している銘柄をチェックして参ります。インフレで賃金上昇が伴ってくれば、今年よりも来年の景気向上に期待はできるはず…そう信じて、今は地合いの悪い時期を乗り切るしかありませんな。

じわじわと上昇トレンドを形成しているレゾナックHD<4004>は、半導体関連としてもチェックしておきたいですな。チャート(日足)は25日線を上回って下値を切り上げております。24年12月期の業績予想がどうなるか注視したいですねぇ。

11月14日の決算が好調の三谷商事<8066>は、直近で年初来高値を更新しました。ゴンドラ事業や新車販売が伸長したカーディーラー事業が業績寄与したとの事。来年もチャートは底堅い推移を見せるか監視です。

建設用油圧クレーン大手の加藤製作所<6390>は、12月8日に「インド事業準備室」を新設すると発表し、材料視されております。PER・PBRともに割安で、チャート(日足)も堅調ですな。

経営・ITコンサルを手掛けるビジネスブレイン太田昭和<9658>は、11月24日に自社株買いを発表すると好感されました。PBR1倍割れに加えて、PERは1.7倍(12月15日終値時点)という割安感が目立っております。25日線・75日線付近での推移から、上放れできるか監視を強めていきたいですな。

医療用電子機器メーカーのフクダ電子<6960>は、4月28日の上方修正を発表してから75日線を下値に長期で上昇トレンドを形成しております。直近の株価も高値圏で底堅さが見られますな。業績好調で、上値を追うチャートとなるか監視です。

最後は建設業界向け人材派遣を展開するコプロHD<7059>です。直近では子会社がITエンジニア派遣事業を取得し材料視されました。24年3月期は過去最高益の見通しで、チャート(日足)も鮮やかな上昇トレンドを形成しております。インフレで経済活動が好転すれば、人手不足から思惑買いが入るか…。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

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