JBCCHDが買い気配、上期経常は48%増益で上振れ着地、配当増額と自社株取得も発表
JBCCホールディングス <9889> が買い気配でスタート。29日大引け後に発表した20年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比47.6%増の21.2億円に拡大し、従来予想の17.5億円を上回って着地したことが買い材料視された。
超高速開発案件や業務改善アプリ開発などのクラウド案件の受注が伸びたほか、セキュリティサービスやWindows10更新関連のシステム販売が好調だったことが寄与。通期計画の29.5億円に対する進捗率は72.1%に達しており、業績上振れが期待される状況にある。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の42円→50円(前期は46円)に増額修正した。また、発行済み株式数の1.82%に相当する30万株(金額で6億円)を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。
株探ニュース