東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開を予想
本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を見込む。前日21日の米国市場のダウ平均は344.31ドル安の42,931.60ドル、ナスダックは50.46pt高の18,540.01ptで取引を終了した。長期金利の上昇を警戒した売りに、寄り付き後、下落。ダウは9月景気先行指数の予想以上の悪化を嫌った売りや利益確定売りなどに拍車がかかり、終日軟調に推移し終盤にかけ下げ幅を拡大した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)や携帯端末のアップル(AAPL)の上昇が指数を支え底堅く推移、かろうじてプラス圏を回復した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開となりそうだ。今月に入りジリ安基調が継続していたが、昨日、9月9日安値605ptや日足一目均衡表の先行スパン(雲)上限で切り返しを見せており、底打ちを意識させる動きとなっている。5日移動平均線を超えてきたほか、ナスダックが上昇したことも支援材料となり、打診買いを呼び込む可能性もあるだろう。日経平均株価がもたつくようなら、新興市場への循環物色も見込まれる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の622ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは615ptとする。
《SK》
株探ニュース