東証グロース市場250指数先物概況:出遅れ是正もあり大幅反発
11月19日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比17pt高の628pt。なお、高値は630pt、安値は613pt、日中取引高は3607枚。前日18日の米国市場のダウ平均は続落。11月NAHB住宅市場指数が予想外に改善したことや根強い成長期待が支えたが、ダウは利益確定売りに押され、終日軟調に推移した。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇や長期金利の低下、半導体エヌビディア(NVDA)の決算を期待した買いが支援し上昇した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の614ptからスタートした。米株がまちまちとなった事で、朝方は小高く始まったものの、すぐに上げ幅を拡大。グロース市場固有の強調材料は乏しかったものの、一部で出遅れている新興市場や中小型株への資金シフトの動きが観測され、指数を押し上げたとの見方も強まった。VIX指数が15台で推移していることで、安心感も高まったほか、25日移動平均線が強力な下値サポートとして意識され、終日買いが優勢。本日の高値圏となる628ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<2160>やインテグラル<5842>などが上昇した。
《SK》
株探ニュース