シダックス、非開示だった今期経常は黒字浮上、未定だった配当は15円実施

会社側からの【修正の理由】

平成31年３月期の第２四半期累計期間及び通期の連結業績予想につきましては、業績に影響を与える未確定な要素が多い為、業績予想を数値で示すことが困難な状況であることから未定としておりましたが、下記に述べさせていただく事業環境及び業績動向等に加え、上記適時開示※及び「１．特別損失の計上について（連結・個別）」に記載のとおり、SC社の持分81％及び当社が保有するSC社への債権並びに当社が保有するSTC社への債権の譲渡が完了し、SC社・STC社の資産・負債についてその最終帰属先が決まったことや、SC社が当社の連結子会社でなくなったこと及びSTC社が持分法適用関連会社でなくなったことによる平成31年３月期の業績への影響が見込めるようになったことから業績予想を決定いたしました。　当社グループは「食」を中心とした水平垂直統合型グループ構造の推進により経営効率化を図り、「食」のフィールド拡大と車両運行管理から社会サービス事業など様々なサービスを組み合わせてお客様に提供する「トータルアウトソーシングサービス」を一層推進し、総合サービス企業として持続的な企業価値の向上に努め、業務の受託拡大と営業体制の強化を図ってまいります。ここで、レストランカラオケ事業には継続的に関与するものの、SC社が当社の連結子会社でなくなったこと及びSTC社が持分法適用関連会社ではなくなったことで、当社グループ連結での事業ポートフォリオを転換し、今後、特に好調である「トータルアウトソーシングサービス事業」に経営資源を集中することが出来ることとなった事業環境及び直近の業績動向等を総合的に勘案した結果、平成31年３月期の業績への影響が見込めるようになりました。　なお、当該業績予想どおりに推移した場合、当連結会計年度末時点において、複数の金融機関との間で締結しておりますシンジケートローン契約に規定する財務制限条項の「平成31年３月期末における連結損益計算書に記載される営業損益を29億円以上にすること」に抵触するおそれがありますが、このような事象又は状況を解消又は改善すべく、関係金融機関とは変更契約の締結について協議中であり、概ね合意を得ております。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。

平成31年３月期の配当予想につきましては、業績に影響を与える未確定な要素が多い為、業績予想の合理的な算定が困難であることから未定としておりましたが、平成31年３月期業績予想の決定及び長期的な株主の利益に資するため従来から維持してきた安定配当の観点を重視し、配当予想を決定いたしましたのでお知らせいたします。