LIXILグ、前期税引き前を一転赤字に下方修正
5938LIXIL【連結】
業績修正PDF
LIXILグループ <5938> が4月18日大引け後(15:30)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。19年3月期の連結税引き前損益を従来予想の340億円の黒字→180億円の赤字(前の期は651億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結税引き前損益も従来予想の200億円の黒字→319億円の赤字(前年同期は527億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
修正の主な理由2018年11月27日付「(開示事項の中止)連結子会社の異動(株式譲渡)の合意解除に関するお...
会社側からの【修正の理由】
修正の主な理由2018年11月27日付「(開示事項の中止)連結子会社の異動(株式譲渡)の合意解除に関するお知らせ」でお知らせしましたとおり、当社はペルマスティリーザ社の発行済普通株式の100%を中国のGrandland Holdings Group Limitedへ譲渡すること(以下、「本件株式譲渡」)を2017年8月21日に決定したものの、2018年10月に、対米外国投資委員会(CFIUS)から、本件株式譲渡を承認できない旨の通知を受領しました。これに伴い、2018年11月には、本件株式譲渡の解除を決定いたしました。当社では、この本件株式譲渡の解除以降、ペルマスティリーザ社および当社グループ全体の事業の強化に向けた強固な事業プランを策定するためのあらゆる可能性を検討するため、ペルマスティリーザ社における受注物件について、包括的、かつ、あらゆる側面から精査を実施すると共に、収益性回復のための再生計画の策定を進めてまいりました。当該精査の結果、主として、北米における受注物件を中心とした複数のプロジェクト物件において、原材料等の高騰、現場作業員や技能工の不足に起因した工事人件費単価の大幅な上昇等による工事原価の悪化が将来に渡って見込まれること、熟練プロジェクトマネージャーの退職を要因としたプロジェクトマネジメント能力の低下等により、今後、工事完成までに要する工事コストについて大幅な増加が見込まれたため、工事損失引当金の追加計上が必要となりました。また、世界経済の停滞に伴う経営状況の悪化等によりプロジェクト物件の施主の変更等に伴い、将来の回収が見込めないと判断された債権については、貸倒引当金を計上いたしました。当社では、こうした状況に対し、事業規模縮小(遂行力の範囲内でのプロジェクト物件の選別受注、販管費削減による固定費の最適化など)、および、確実なキャッシュフロー経営への転換を図る再生計画を策定し、今後、その実行により収益性の回復に努めてまいります。当該再生計画には、事業規模の縮小や拠点の統廃合を含むため、かかる事業環境の変化について国際会計基準(IFRS)に基づく減損テストを実施した結果、のれんを含む無形資産について減損損失を計上することとなりました。また、当社の完全子会社であるLIXILにおいても、上記の連結ベースの損失計上に伴い同社が保有するペルマスティリーザ社株式を評価減したことにより、単体ベース(日本基準)において関係会社株式評価損として700億円を特別損失として計上いたしました。なお、当該損失は連結決算上で消去されるため、当社連結決算に影響はありません。上記の精査の結果、現時点で判明したペルマスティリーザ社に関わる当初通期業績見込との差異金額および主な要因は下記の通りです。2019年3月期のペルマスティリーザ社に関わる当初通期業績見込との差異金額および主な要因1.(売上収益)主として採算が悪化している北米地域における選別受注による影響 売上収益 △22,500百万円2.(売上原価)北米地域を中心とした追加工事原価の発生 △20,600百万円3.(売上原価)中東やアジア地域を中心とした回収困難な債権の評価減 △8,100百万円4.(売上原価)その他引当金の繰入額 △2,600百万円5.(販売費及び一般管理費) △1,700百万円 事業利益 △33,000百万円6.(その他の収益・費用)のれんを含む無形資産の減損等 △24,500百万円 営業利益 △57,500百万円7.(税金費用) 3,000百万円 当期利益 △54,500百万円なお、ペルマスティリーザ社を除く事業については、国内需要の回復などに伴い、2018年10月22日公表の業績見込みに対し、国内事業は利益計画を超過達成、海外事業では未達となる見込みです。国内外の事業を合計すると、事業利益は概ね見込み通り、営業利益以下の段階利益では、超過達成を見込んでおります。今後の見通しペルマスティリーザ社の業績に関する今後の見通しについては、「補足説明資料 2019年4月18日公表の『海外子会社における損失の計上に伴う通期業績予想の修正、および国内子会社での特別損失の計上に関するお知らせ』について」をご参照ください。ここでは ペルマスティリーザ社の全ての受注物件について、包括的、かつ、あらゆる側面から精査を実施した上で、2019年3月期及び2020年3月期以降において、将来に悪化する要素も含め現時点で判明しうる全ての利益悪化要因を見込んでおります。また、当社の2019年3月期通期の決算発表は2019年5月13日を予定しており、2020年3月期の業績予想は、決算発表時に公表いたします。なお、現時点で見込まれるペルマスティリーザ社の今後の経営再建に関わる構造改革費用、および、概ね翌連結会計年度以降に完工が見込まれる低粗利のプロジェクト物件にかかる損益影響等については、2020年3月期の業績予想に含める予定です。なお、現時点では当社の2019年3月期の期末配当金予想35円に変更はありません。(注)上記の予想は、現時点における入手可能な情報に基づいて作成しており、実際の業績は様々な要因により予想数値とは異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 18.10-03 | 956,804 | 25,292 | 20,090 | 10,129 | 34.9 | 35 | 2018-10-31 |
IFRS |
| 新 18.10-03 | 943,804 | -29,708 | -31,910 | -44,371 | -153.0 | 35 | 2019-04-18 |
IFRS |
| 修正率 | -1.4% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.03 | 1,845,000 | 40,000 | 34,000 | 1,500 | 5.2 | 70 | 2018-10-22 |
IFRS |
| 新 2019.03 | 1,832,000 | -15,000 | -18,000 | -53,000 | -182.8 | 70 | 2019-04-18 |
IFRS |
| 修正率 | -0.7% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.10-03 | 938,938 | 44,021 | 52,737 | 41,738 | 144.6 | 35 | 2018-05-07 |
IFRS |
| 予 18.10-03 | 943,804 | -29,708 | -31,910 | -44,371 | -153.0 | 35 | 2019-04-18 |
IFRS |
| 前年同期比 | +0.5% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業益 (百万円) |
経常益 (百万円) |
最終益 (百万円) |
修正1株益 (円) |
修正1株配 (円) |
発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.03 | 1,633,229 | 69,251 | 70,514 | 42,503 | 148.0 | 60 | 2017-05-08 |
IFRS |
| 2018.03 | 1,829,344 | 59,107 | 65,100 | 54,581 | 189.1 | 65 | 2018-05-07 |
IFRS |
| 予 2019.03 | 1,832,000 | -15,000 | -18,000 | -53,000 | -182.8 | 70 | 2019-04-18 |
IFRS |
| 前期比 | +0.1% | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 |
同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。
なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。
投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。