日本テレホン、前期経常を一転赤字に下方修正
9425ReYuu Japan【連結】
業績修正PDF
日本テレホン <9425> [JQ] が6月10日大引け後(15:30)に業績修正を発表。19年4月期の経常損益(非連結)を従来予想の500万円の黒字→4900万円の赤字(前の期は6800万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の経常損益も従来予想の4500万円の黒字→900万円の赤字(前年同期は1800万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
リユース関連事業は、法人需要の開拓を中心とした新規営業および既存取引先への深耕営業に注力した結果、国内外か...
会社側からの【修正の理由】
リユース関連事業は、法人需要の開拓を中心とした新規営業および既存取引先への深耕営業に注力した結果、国内外からの調達が順調に推移し、比例して販売も堅調に推移しいたしました。 しかしながら、一方の移動体通信関連事業に関しましては、引き続き、スマートフォン、付帯するタブレットや光回線、アクセサリー等の販売に注力しましたが、すべてのキャリアを扱う総合通信ショップ、ソフトバンクショップおよびワイモバイルショップにおいて想定以上の販売台数の落ち込みに伴う受取手数料の減少により、前回予想を下回りました。 これらの結果、当会計年度における経営成績は、売上高は 5,340百万円と前回予想 5,110百万円に比べ 230百万円、4.5%上回ったものの、営業損益につきましては、一般管理費の削減を始めとした経営の効率化に努めてまいりましたが、移動体通信関連事業における受取手数料の減少を吸収できるまでの効果を得ることができなかったことにより、営業損失 45百万円と前回予想 10百万円の営業利益に比べ 55百万円下回りました。 また、経常損益につきましては、保険返戻金 3百万円等の合計 4百万円の営業外収益があったものの、為替差損 3百万円、支払利息 1百万円等の合計 8百万円の営業外費用を計上した結果、経常損失 49百万円と前回予想 5百万円の経常利益に比べ 54百万円下回りました。 当期純損益につきましては、受取賠償金 5百万円、店舗の撤退に伴う資産除去債務戻入益 4百万円および店舗譲渡益 4百万円等の合計 17百万円の特別利益を計上し、減損損失等の合計 6百万円の特別損失を計上した結果、当期純損失 40百万円と前回予想 1百万円の当期純利益に比べ 41百万円下回りました。※ 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 18.11-04 | 2,838 | 49 | 45 | 44 | 12.8 | 0 | 2018-12-11 |
単独 |
| 新 18.11-04 | 3,068 | -6 | -9 | 3 | 0.9 | 0 | 2019-06-10 |
単独 |
| 修正率 | +8.1 | 赤転 | 赤転 | -93.2 | -93.0 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2019.04 | 5,110 | 10 | 5 | 1 | 0.3 | 0 | 2018-12-11 |
単独 |
| 新 2019.04 | 5,340 | -45 | -49 | -40 | -11.9 | 0 | 2019-06-10 |
単独 |
| 修正率 | +4.5 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.11-04 | 2,728 | 21 | 18 | -11 | -3.2 | 0 | 2018-06-12 |
単独 |
| 予 18.11-04 | 3,068 | -6 | -9 | 3 | 0.9 | 0 | 2019-06-10 |
単独 |
| 前年同期比 | +12.5 | 赤転 | 赤転 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2017.04 | 5,707 | -58 | -62 | -77 | -22.7 | 0 | 2017-06-13 |
単独 |
| 2018.04 | 5,236 | -59 | -68 | -103 | -30.4 | 0 | 2018-06-12 |
単独 |
| 予 2019.04 | 5,340 | -45 | -49 | -40 | -11.9 | 0 | 2019-06-10 |
単独 |
| 前期比 | +2.0 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。